用語の解説
◆溶存酸素(mg/ℓ)
溶存酸素とは水中に溶けている酸素の量のことです。水質汚染の指標として用いられいます。
酸素量が多いほど生物が住みやすい環境ということが言えます。酸素量の値と水質の目安として
概ね以下のようになっています。

  ~2.0mg/ℓ	魚が住めない
 2~5.0mg/ℓ未満	工業用水として使用できる。生物も生息可。
 5~7.5mg/ℓ未満	多くの生物が快適に住める。
 7.5mg/ℓ~	人が水浴びできる

※河北潟環境基準:5mg/ℓ 以上
◆濁度(NTU)
水のにごりの度合いを表す単位です。値が大きいほど水が濁っていることになります。
にごりは水底の泥や藻やプランクトンなどの水に溶けない浮遊物が原因となっています。
◆気温(℃)
地上の温度を意味しており、温度計を直接外気に当てないようにして測定されます。
◆日射量(W/㎡)
単位時間あたりの太陽からの日射によるエネルギー量です。
120W/㎡以下は物体の影がほぼ認められなくなります。
日照の有無の目安になっています。
◆発電電力(kWh)
発電装置により作られた電力です。6畳用エアコンで0.4kWh程度の電力が必要になります。
◆pH(水素イオン指数)
酸性やアルカリ性をはかる「物差し」のようなものです。
pHの値には0~14までの目盛りがあり、7を中性もしくは化学的中性点とも言います。
7より小さくなるほど酸性が強く、7より大きくなるほどアルカリ性が強くなります。

※河北潟環境基準:6.5以上 8.5以下
◆COD(mg/ℓ):科学的酸素要求量
湖沼及び海域の、主として、有機性物質による水質汚濁の指標として用いられています。 CODという特別の物質のことではありません。
水中にある物質が酸化剤によって酸化や分解されるときに必要な酸素量のことです。 CODが高い状態が続くと、水生生物相が貧弱になり、魚類などが生息できなくなります。

※河北潟環境基準:5mg/ℓ 以下
◆NH4(mg/ℓ):アンモニウム態窒素
アンモニア性窒素、アンモニウム態窒素は、窒素成分のうちアンモニウム塩であるものをいいます。
アンモニウムイオン中の窒素の量を表しています。

 0.2mg/ℓ未満はきれい
 0.5mg/ℓ以上は少し多い

◆NO2(mg/ℓ):亜硝酸態窒素
亜硝酸態窒素とは、亜硝酸塩をその窒素量で表したものです。
水中では亜硝酸イオンとして存在しています。
0mg/ℓはきれい
通常は0.02mg/ℓ以下。
◆NO3(mg/ℓ):硝酸態窒素
硝酸イオンのように酸化窒素の形で存在する窒素のことです。
通常はNO3-の形の硝酸イオンに金属が結合した硝酸塩の形で存在しています。
1mg/ℓ未満は少ない
通常は1~2mg/ℓ前後
◆SS(mg/ℓ)
水の濁りの原因となる、水に溶解しない固体成分(浮遊物)による汚染の指標として 用いられており、河川及び湖沼でのみ環境基準が適用されます。
水の濁りの原因となる浮遊物は、低濃度では影響が少ないですが、高濃度では、魚の呼吸 障害、水中植物の光合成妨害等の影響があります。
また、沈殿物として、底質への影響があります。

※河北潟環境基準:15mg/ℓ 以下
◆全リン
全リンとは、水中に含まれる無機及び有機リン化合物中のリンの総量のことをいいます。
水中のリン化合物には、地質由来のものと動植物等の生物由来のものがありますが、 その形態は微生物の活動や化学的作用を受けて変化しやすいです。
化学形には正リン酸、メタリン酸、ピロリン酸等の無機リン酸農薬、リン酸エステル、 リン脂質等の有機リン化合物があり、これらが溶存状態又は懸濁状態で存在します。
この他に防錆剤としてポリリン酸が添加された水道水には、ポリリン酸、正リン酸イオン等が存在します。

※河北潟環境基準:0.6mg/ℓ 以下
◆全窒素
全窒素とは水中に含まれるアンモニア性窒素、亜硝酸性窒素、硝酸性窒素の無機性窒素及び タンパク質アミノ酸、ポリペプチド、尿素等有機性窒素の総量をいい、窒素量で表します。
全窒素は、動物及び植物に由来しているので、全ての水に含まれています。また、生活排水、工場排水、 畜産排水等の混入により増加します。

※河北潟環境基準:0.05mg/ℓ 以下

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